王の墓 埴輪 かみつけの里 博物館 八幡塚古墳
埴輪がずらりと並んでいる古墳があるらしい。
そんなところには、気候の良い時にバイクで行って、のんびりと写真を撮って過ごすべき場所ではないかと思いつつ、寒いのではあるが、天気も良いので、フィルムカメラをザックに入れ出動することとなった。
デジ一だが、空っ風で埃の多い群馬では、Pentaxの防塵防水のカメラとレンズは気を遣わなくて助かる。
よくきたな、と盾持ちの兵士が出迎えてくれる。太い低い声で話しているような顔。
古墳の中段に、埴輪がぐるりと並ぶ。
前方部方向から撮影
前方後円墳の周りにいくつかが配置される"中島"
後円部、この頂上下に石棺があり、階段で降りてみられる。
前方後円墳接続部
馬と仔馬?
一杯いかがでしょう
馬子
公園には大きな木がいくつも
埴輪は、かみつけ博物館の裏で焼いています
古墳時代のぐんまちゃん?埴輪の窯の敷地の入り口でたたずんでいました。
かみつけの里博物館は、ホールが一つ常時展示、小さい展示場が後記弥生時代の特別展だった。本物の埴輪がたくさん展示されていた。古墳の周りは、複製品が並んでいる。
200円は安すぎないか?
館内、カメラを持ってうろうろしていると、カメラを注意されるかなと思いましたが、そうではなく、学芸員の方(おじさん)も対応してくださって、大変親切に説明下さった。また展示物も説明がボタンで始まる。3Dの双眼の写真設備もあった。
屋外では、埴輪を焼く準備をしていた。のぞいていたら、窯のそばへ入れていただき別の職員の方が説明してくれた。埴輪の窯内での積み込みをしている最中で少し、邪魔をしてしまいましたが、いろいろ教えてくださいました。
MC TELE ROKKOR-PF 1:2.8 135mm
MCテレロッコールPF135mm F2.8は好きなレンズの一つである。キャノンの同スペックのFDレンズより柔らかな気がする。古いレンズの話である。ボディーはアルミの削り出しで、ピントリングの回す角度が大きく一ひねりでは間に合わない。微調整が効くのである。フードがスライドで出るタイプだ。
すでに、1本をケース付きで、しかもきれいなPF135を持っている。しかし、岩山に上り落としたり、砂が入ったりするのを恐れると、山には持っていけない。ヤフオクで安いのが出ていたので2本目を落札した。後玉の前側に恐ろしくカビがはびこっていた。前玉はきれいだ。コートも色艶をだして、きれいに輝いている。
さっそく分解し、カビ取をした。あっさりときれいになったので拍子抜けした。すぐに組立、試し撮りした。F11あたりを主に使ってみた。遠景はF22で逆にぼけ始めるので、F16で取るとよい。試し撮りは、フィルムは時間がかかるので、LumixG5に取り付けた。
カビの影響は無いようである。清掃OKということとする。
1.5mほど離す必要があり近づけないレンズだが、小さなバラも小さく映る画角となる。マクロではないが、花撮りで好きなレンズだ。500gを超える重さのレンズだが、重くてもそれをザックに入れ、山の可憐な岩桜など撮りたいと思わせるMCレンズだ。(主観)
機械ものであるがアグリ系なのでほんのりぼかしてみた。メリハリの利いたレンズであるが、RAW現像ですこしローキー気味に落とした。
梅もちらほら咲いてきた。ミノルタは、背景の枝がうるさいぼけ方をしないので助かる。下の写真も絞りは11のままでとったが、開ければもっと柔らかになる。
PFは5群6枚を表している。コントラスト、発色、望遠での柔らかさ、背景の絞りの調整でのボケが卓越している。最近のプラスチックレンズとは違って、当 時の技術者の設計の執念が掌の上にある。パソコンがなかった時代に計算を繰り返し、職人が一枚一枚磨き、コーティングしたものである。まさに手作りであ る。フィルムレンズでリバーサル写真を撮る際に使っている。
今回は、ミラーレス一眼でテストした。
年末の散歩
やっと忘年会と年賀状書きからも解放された。午前中は片づけを少ししたが、午後は一年働いてストレスの溜まっている体のために今年最後の散歩に出かけた。
- カメラ Lumix G5(ミラーレス一眼) とてもよく映り、一眼レフの代わり以上に出番が増した
- レンズ Pentax Zoom DA -300mm オールドレンズではなく、デジいち用です。
- アダプター K→MFs 中国製です 3k¥
- テレコンバーター X2 for Pentax オールドレンズ用です
→これでミラーレス300mm×2で600mm
→テレコンバーターで600mm×2で1200mm になる計算です。超望遠とも言えます。
しかし、Lumixはレンズ側の手振れ補正で、Oldレンズや他社のレンズをつけると、手振れ機能はなくなります。600mmも1200mmもフィルム時代は手持ちでは絶対にとれませんでしたが、被写体の決まっていない散歩ですので画像の質は無視して、ISOを12800まで上げて、つまりフィルム時代の100倍以上ですが、これでチャレンジしてみました。いい加減な機材で実験するのはアマの特権で、所詮、写真はお遊びで仕事ではないのです。
ピントは、ビューファインダーが液晶なので、マニュアルでは合わせにくくなります。ピントという点では、プリズム内蔵のデジいちには一歩及びません。しかし、G5には、ダイヤルを強く押すと、拡大機能するがありますが、マクロで花でも撮ると時はよいのですが、超望遠では拡大すると、画像がふらふらして目が回ります。
______________________________________________________________________
さて、講釈を言っていないで、散歩に出かけます。今日は、山里のほうまで出かけました。6Kmぐらいあるかな。
山道で切りたての切り株を撮ってみました。ISOを上げての望遠ではとても柔らかな写真となりました。ボケているということか?絵になったということか?
竹の切り株も撮ってみました。ネガのプリントのようになりました。
Pentaxに添付のSylkyPicsの銀残しほどきつくはありません。
蝋梅が咲いていました。Zoommacroに挑戦。逆光から600mm相当で。
135mmなどと比べると、コントラストが強く枝は黒くつぶれ写りません。
しかし花びらは、やわらかく映りました。EOSのカリカリ描写とは違うLumixならではの写真らしい写真を撮ってくれます。人が見た感じに近い、絵に近い描写です。
人; 目で受ける→脳で変換する→絵が見える(Pentaxはこれに近く、風景、人など絵になります)
EOSやSony; C-MOSで受ける→LSIで変換→カリカリした画像データになる(まあ、主観ですが、運動会かポスター用かしら、鮮明でも、どこか心の安らぎが感じられない人の目では見えないところまで映し出すコンピューター画像でデジタル写真なので、これはこれで素晴らしい)
この差をPentaxの場合、レンズと本体で写真を仕上げてくれるような気がして、Pentaxをよく使います。
今回は、カメラが、本物よりきれいな写真にしてしまうといわれる本体はLumixですので、カリカリ感はなくスムーズになります。Lumixは輪郭はシャープですが、描写は、グラデーションはなめらかです。蝋梅の写真はPentaxの安いけれどカリカリにしないレンズによるのではと思います。
さらに、坂道に差し掛かり、凸凹は竹の根です。色の出方はLumixかしらと。竹の色がPentaxならば、もっと生きているようにあおく、逆に道はもっと青が弱くなるだろうなと考えつつ。
山頂に着くと、すでに12月ですが、梅が咲いています。手の届かない梢をZoomします。液晶ファインダー越しでピントが合ったか自信がありません。
どうやら、ボディ内手振れでないLumixでも、ISOの高さから手持ちZoom可能のようです。
今までボディ内手振れにこだわり、ミラーレスはOlympusを使っていましたが、Lumixでもよいようです。しかもLumixG5は異常に軽く、お散歩カメラには最適なのです。登山には、零下でもバッテリーがつかえ、防水(本体、レンズとも)であるPentaxしか選択肢はないのですか、ザックを背負わないお散歩では軽くて本物以上にきれいに映るLumixがよいのです。中近の望遠か50mm相当か、マクロかどれか1本をつけたままでのんびりの散歩を楽しみたいのです。
絵をかくと、写真のようだとか写真を見て書いたとか言われることがあるようです。
写真を撮ると、絵になっていないとか言われるようです。
絵になるとは、絵でも写真でもどういうことでしょうか。