麻苧の滝 (あさをのたき)
麻苧の滝は、群馬県安中市の西方、碓氷峠のふもとにある。国道からすぐのところにある名瀑である。
正確に言うと裏妙義山系の、碓氷峠旧道入口の河原からの登山道が二つある。一つは丁須の頭への鍵沢コースとそのすぐ200mほど南に入口のある御岳への尾根コースのふたつがあり、滝はその二つのコース入り口から入ってすぐの、そのコースの間にある。この滝は不動滝ともいわれる。
御岳尾根コースを河原から数百メートル入ったところにある。雪がなければ運動靴程度で見に行ける。冬場の楽しみは40mの氷瀑が見られることだ。まだ早いと思ったが、見に行った。案の定、滝は冬で水量が落ちているだけでなく氷も薄かく、滝の両側に少し白い袴をまとっているだけであった。
熊が寝静まるこれから、裏妙義の登山の季節となる。低山であるが
、滑落事故による犠牲者も多く、谷川岳や日本アルプスより難コースである。
以下< Pentax K-5 + 18-135mm Zoom >
駐車場に車を止め橋を渡る。
登山道に入る。
滝の手前にあるお不動さん。
冬枯れの木が滝の全景を透かしてくれる。
どう変化しているか、来月また出かけてみたい。