雪山遠景
日本アルプスほどの迫力はない。
しかし、日本のほぼ中央にある裏日本と表日本の屋根。
長く連なり一枚の写真には入らない。
群馬の中央部の山からの景色である。
下には、中之条町が見える。
この辺りは、農業は大事な産業である。
もうセシウムの心配はないとのことである。
だが、人の手の入らない、山、渓谷で採れるワラビ、キノコ、イワナなどでは、検出されるようである。
また、この町は、震災の放射性のがれきを受け入れた、心の広い町と聞く。
原発のこの50年の稼働でどんどん老朽化が進むわけであるが、原発の是非はともかく、実績として、メルトダウンさせ、関東、東北をすべて放射性物質で汚染で汚染させたわけである。原発のどこか安全なのかわからない。
今まで、原発で発電を賄っている間に、波力、地熱、風力などの発電技術を世界に先駆け確率すべき義務を無資源国の日本は培っておくべきだったのではと思うが、行政は目先の税収しか考えず、指導を怠ったと言ったら言い過ぎだろうか。
(税収の倍の予算が必要な国である。税収は、企業で言えば国の利益であり、それでもアバウトに官が800万円、民が400万円の平均年収、退職金に至っては官は強しとは言うまでもない。企業であれば倒産であり、国家と県職は全員失業ということとなる。そうなる前に、先々のことにも力を入れることのできる日本にならないかと想うが、欧米と比較しては悪いが、日本では民間企業に頼るところが多く、官の箱モノの失敗や天下りのポストの無責任ぶりと過度な報酬を見てきた国民の一人としては、納税がむなしさく感じる。)
汚れた山野と川、セシウムで魚が食べられない榛名湖湖、中禅寺湖、ウナギも食べられない東京の河口などのことを想うと、対照的に安部首相の躁病的な浮かれと、経済的な楽観と具体的なビジョンとその裏付けのなさとを比較し、そう思うこのごろである。
そんな中で、私も釣りをたしなむ者の一人ですが、下のページを見つけました。