烏子稲荷(スナイゴイナリ) 高崎 群馬

先週参拝した田んぼの中の抜鉾神社の近くに、幹線道路に鳥居を構える神社がある。何十年も、群馬に住んでいて鳥居はその道路沿いにあり知ってはいたが、神社まで行ったことはない。

かつて世良田東照宮に行って、赤と黒のご利益のありそうなステッカーを車の後ろに貼ったが、一年もしないうちに、後方をつぶした。神社に行けばご利益があるともいえないとトラウマになっているところもあり、やたら神社に行かなくなった。

 

勇気を出して、気になっていた鳥居をくぐって進んだ。1kmもいかない先に、スナイゴイナリはあった。木で覆われたこじんまりとした森が出現したのだ。

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稲荷特有の鳥居は、どこの稲荷でも目を奪われる。カメラが趣味なら一度は撮りたい朱色の連なりである。

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 境内の説明

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 スナイゴのスは須、ナイは苗のナエが訛りゴは郷がなまって、スナエゴウ→スナイゴとなったということのようですね。1000年以上かけての変化ですか。

 

古い狛犬である。階段の途中にお座りしている。階段の上には、しっぽの長いいかにも狐か狼かのような狛犬がおり、そちらは犬には見えない。下の写真はどう見てもキツネには見えない。カエルのような扁平な顔で、肩のもじゃもじゃから、ライオンを想像した獅子ではないかと思えた。

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ペロっと舌を出して振り返りながら逃走。お昼寝中におどかしてゴメン。

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参拝殿。三本撚りのしめ縄。

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デジカメにしては、暗いところがフラッシュもHDRも使わずに映るPentaxのデジ一のすごさ。このk-10Dは、いつも車の中で待機している。中古価格も一万円台となったので、もう一台キープしようかと考えている。映りは1000万画素であるが十分すぎる。30万円もだして、3000万画素でわざわざカチカチの写真を撮る気はしない。

実際もっと新しい別のデジ位置の出番は少ない。k10Dをつい使うのである。

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本殿の中にもいたが、本殿から右方向の小さな社にもたくさん。

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神社の裏側に回ると、ここが古墳であることに気が付く。

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歩道を裏に回り込むと、古墳の石室にもしめ縄が。

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鳥居をたくさん通過して、池をまわってかえり。

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