花見 福寿草 虻田(あぶた)の福寿草の里
この時期、山に行っても花はない。
庭木でみると、春の花は黄色が多い。
どれも黄色だ。
ほかにもある。
3月はフクジュソウの季節。
虻田(あぶた)の福寿草の里に撮影に行ってきました。(群馬県下仁田町)
咲いてました。3月下旬、遅いかなと思いましたが、見事に咲いています。
きれいな花です。
花曇りで、日差しが弱く、フクジュソウは閉じ気味ですが。
こんなのも植えてありました。
しだれ桃?
場内では、こんな感じで、中高年がカメラ小僧になっています。
このオジサマ方は、この先で写真を撮るのではなく、すばやく、ふきのとうを採っていました。
戦後のたくましい時代に育った方々のようです。日本を再興させる原動力となった人々です。
フクジュソウの毒は40mgでも死んでしまうそうですので、福寿草の里でフキノトウを取るのは、自殺行為と思いますが。
中央構造線の上に立つ
中央構造線は、九州-四国-近畿-中部-関東を通る、ながーい大断層である。
日本を東西に分ける、あの有名な" 糸魚川-静岡構造線 "よりは、はるかに古いらしい。
その、中央構造線の上に乗る体験ができた。
(小さい町ですが、高速インターもあります。)
生で食べると3倍辛い下仁田ネギで有名な町である。
(納豆の辛味には最適で、細かく刻んで毎日入れている)
下仁田町は、町全体をジオパークとしてしている。ドライブと地学の現物の町です。
道の駅下仁田にはツーリングや登山の帰りにいつも立ち寄ります。買い物と、みそおでん(100円)をぱくつく。ジオパークの大きなパンフレットが置いてあります。パークといっても町のあちこちの、地図になっており、地学的な見学ポイントの案内が注記してある。
これは、現地の案内図。(立て看板のズーム)
後から写真を見ると、 ピンクとブルーの塗り分けに意味があることがわかる。
背景の山は、実際に行ってみると、なるほどと、独特の形で、さらに根無しの山であると説明図にあり驚く。
まず、青岩公園に行く。
巨大な青岩が河原に、岩塊のまま顔を出している。
この青岩の上に、下仁田の山々がぽんと乗っている。クリッペという根無の山である。
きれいなブルーの岩塊の間を透明な水の南牧川(なんもくがわ)が流れる。
川井の断層に行ってみる。
青岩公園から10分ほど北に歩き、南牧川と合流する西牧川の川沿いの道をいくと、現地看板。青岩の上に載る下仁田層の境が、中央構造体のようだ。
見取り図の上(西岸)の階段を下りて観察。タモリさんであれば、すぐにピンとくる?と思われますが、ワタクシには、よくわかりません。
よくわからないので、対岸に行きました。地図上の番号16。の看板。
アンモナイトをあしらったジオパークマーク。地質ファンには、たまりません。
鬼淵の写真です。
鬼淵は、中央構造体の断層の間の接合面、摺動面の破砕層が、水の流れで削れてふちになったようです。
この岸は下仁田層です。貝化石が見られます。
角度を変えて写真を撮りました。
白く長い石英質の貫入があります。
このトレンチはクラックが多く、残留する応力の方向がまちまちの破砕層の一部のようです。もしくは、トレンチ自体が貫入層の一部でしょうか。
右手には、貝化石が見られます。水成岩の下仁田層ということです。
中央構造体の大断層の境目の上に立ってみました。
ここで地震が起きればどうなるか?
1/億単位の確率ですが、大地震が起きれば、大変なこととなると思いつつつ、感慨深い一瞬を過ごした。
線ヶ滝 群馬県南牧村 星尾
登山のついでに、滝によることがある。
特に南牧村は、滝が多く、楽しみである。
途切れることのない水が、次々とふり注ぐ。
馬鹿と阿呆の絡み合いのような世の中から抜け出て眺める滝は時を忘れさせる。
(日本の経済の原点はものづくりだあった。いまも空洞化が進む。世界中の先進国は同様で、首相の強気とはうら腹にどこも成長する理由はない。資本主義の富の再配分がうまく収束しない状況が、不景気を作っているようだが、多くの経済学部、政治学部ご出身の方々が、世に多くおられるがどうにもならない。経済の血液であるお金の大半が、超電導磁石のごとく一部の人に集中し、働いた人々の労働総生産の半分くらいは、動脈瘤か心筋梗塞となり、お金が循環せず、経済が仮死状態になっているようだ。
滝はいい。途切れることなく水が流れる。経済も、金持ちがお金を貯めこむのではなく、低いほうにどんどん落すのが景気回復には必要ではと思う。)
線ヶ滝には、先日の立岩登山で、出会った。
名の通り糸を引くかの線になっている。35mの高さは、決して低いとは言えない。
ただただ、上品で美しい滝である。
立岩岳 群馬県南牧村 < 西上州 > 山と高原の地図21 昭文社
冬はバイクも、釣りも、ゴルフも、あまりぱっとしない。
原因は、言わずもがな、寒さである。
< ワカサギ釣りの終焉 >
冬の風物詩のワカサギ釣りも、赤城大沼などで回復した。が、ワカサギ釣りも、東電の原発の予防保全不十分でのメルトダウンによる爆発での関東一円、いや軽井沢までのセシウムのばらまきで、各地で禁止となっていた。
氷上のワカサギ釣りも禁止になり、一度やめてしまうと、ドームテントのビニールもボロボロになったままで、解禁となっても、簡単には、復帰できない。また、セシウムがそう易々と湖底から消えるはずもないという思いもあり敬遠する。
実際、中古の釣具店では、釣り用テント、電動ワカサギ竿、魚探、そして氷に穴をあけるドリルなどが、たくさん出てきた。皆、震災被害者の生活が懸かった人々の悲しさにははるかに及ばす、それを申し訳ないと思いながら、自分たちの趣味、これは遊びであるが或る面では遊びではなく、働いているもののささやかな楽しみや、道であったはずであるが、行きたくても行けない榛名湖、赤城大沼の冬の風物詩を5年も遠ざかると、興味、経済力、気力、老化などで興味を失いどうでもよくなり、他の心の楽しみを見つけてしまう。特に、2011年に60歳以上であった方々は、すでに65歳をこして、再開する方は一部の聞いている。その人たちの、工夫を凝らした釣り道具が、タックルベリーなどに並ぶのである。
ということで、冬は、西上州の山々を歩いて、歳とともに衰えていく足腰を鍛えている。
"西上州" とは、登山者なら、昭文社のシリーズ地図の一つであることを知っている人も多い。"藪岩"とも言われている、1000m程度の低山ではあるが、切れ込んで尾根道やバリエーションの多い岩山で、花と新緑、紅葉が楽しめるだけではなく、冬場に雪が少なく、雪山をやらない大半のハイカーには、人気がある。
群馬県はネギで有名な下仁田町がある。ここから、西に西牧、南牧の二つの街道が長野県に向けて走っている。どちらの街道沿いには、岩山が顔を出した山がたくさんある。
今回の写真は、南牧村は星尾集落の先にある "立岩" である。
見ての通り、二つの岩塊と絶壁からなる、雄大な山である。
高度感のある天空の尾根歩きも、有名な妙義山とそん色ない。
西と、東の岩塊の間からの掘るルートが直登ルートである。
危険なガレ場と岩場のテラスを斜めに上がる鎖場のトラバースが、ハイライトである。
足場は極めてゆるいガレ場で、間をおかないと容易に滑落する岩で怪我をすることとなる。
鎖場を無事すぎると、西の岩塊の裏(北側)を通過して、鎖場をへて頂上の尾根筋に出る。下の写真の左手から、上りつめたところで、視界が開ける。
この尾根筋には、頂上手前に少し狭いが開けたところがあり、木造仏がある。
おにぎり二つと、ペットボトル一本とリンゴで一日楽しめる。
山はよい。冬登れる山は、やはり雪の少ない、簡単すぎない西上州が、なおさら楽しみである。
千曲錦 蔵元
千曲錦が、最近、口に合う。
隣の県の酒であるが、今までほとんど飲まなかった。
気が付くのが遅かったというべきか。
とてもおいしいし、価格もリーズナブル。
ということで、長野県佐久の蔵元に出かけた。
見学はどちらでもよい。試飲もどちらでもよい。
樽ごと買いたい、なんちゃって。
モンドセレクション金賞、はどうでもよいとはいわない。すごいことです。
古い看板も、どうでもよいとは言いませんが、現在の酒が大事。
とはいえ、きれいな看板です。
現在のLED表示機などは、つまらないですね。
たくさんありますが、全種類は買えません。
せっかく町の酒屋さんではなく、酒造所まで来ましたので、火入れをしていないやつ(生酒のことです)を買い求めました。クーラーボックスは持ってきましたので心配いりません。
見学はどうでもよいので、早く帰って呑みたい。
< 本日のカメラ >
Panasonic FT-1
防水、防塵、パラショックの松下の一代目です。
FT-5でこの手のカメラは終わりのようです。
本物よりきれいに映るPanasonic、だれでもきれいに撮れるPanasonic、
FTシリーズを復活してくれませんかしらと、いつも思う。
商売上手のPanasonicさんですから、無理かな。
千曲錦 純米大吟醸 原酒 全量山田錦 50%磨き
いままで、酒に飲まれたことはない。
それでも振り返ると、長い人生で何度か二日酔いを経験している。
今では、酒はたしなむものであり、高い酒も買うこともなく一日の終わりに少しだけ分相応な酒を頂く。
収入を考えると、安い酒で十分酔えるので、あえて有名になった酒を大枚はたいて買うような愚挙にでることももしたくない。
世の中には安くてうまい酒も存在する。週刊誌や新聞で絶賛されなくても、自分の味覚に合っていれば、それは" うまい酒 " と、自他に明言してよいのではと思う。
その一つが、千曲錦である。一升瓶のものも悪くない。が、今回の驚きは、純米大吟醸である。
千曲錦 720cc ( 中ビン )
大吟醸というのは曲者で、うまいのではとの幻覚に惑わされて買ってしまうことが多い。
しかし、大吟醸だからうまいのではなく、酒の個性により、蔵元により味は大きく違う。日本酒はワインの風味と同じで、同じ味はない。絶賛された酒でも、口に合わなければ、一升1000円の安酒にも劣る。日本酒とはそういうものだ。通を気取って利き酒をしても、意味がないのである。大事なのは自分に合っているかで、好みによるのである。またその飲み方により味が変わる。燗酒、冷酒、ロック、カクテル・・・・。
千曲錦 純米大吟醸 原酒 全量山田錦50%磨き は、名前からして良い酒であることを、主張している。価格はテーブルワイン並みで高くはないというより、安い。
飲んでみると、普通の酒ではない。濃いのである。味やアルコール濃度の話ではない。
コクもあり、腰もしっかりしていて、味のバランスが良いが、それだけでは無い何かがある。
匂いや香で感じるのではなく味覚として、口の中に濃い蜜のような香りをほのかに嫌味にならない程度に感じるのである。変な言い方になったが、それゆえ、日本酒としては、自分には特別の一本に思われた。また飲みたくなる、時々買いたいと、はまってしまいそうなのだ。しかし、残念ながらHPで調べると、期間限定のあらばしりの様だ。
50%の磨きでなくともおいしいお酒はたくさんある。
この50%は逆に、さらりとしすぎないのが嬉しい。
さすが長野の酒、味わい深い。
この点では、登山中に見つけのどの渇きをいやす湧水のようなさらりとした水のような感じの酒が多い新潟の酒とは対照的である。
どちらが良いとは言えない。
その時の体調や雰囲気にもよるが、ワインと同様に食べるものとの組み合わせによる。
若いときに飲まされたいやな思い出のあるマズイ日本酒からはるかに改良されていることをいつも実感している。日本酒業界の反省はとどまることを知らない。うまい日本酒にあふれている。
吾輩は幸せな国の酒飲みである。
LED電球 交換 やっぱり LED電球は国産 日本ブランド 日本メーカー 風呂 玄関 密閉照明器具に挑戦
2011年の震災後の電力規制にあわせて、省エネを目指して我が家の照明をLED電球化を推進してきた。
今回、2個追加した。
- 今までできなかった浴室と玄関の外の密閉電球をLED化したのだ。
今まで、浴室の照明はLED化しなかったのは、
" 密閉形器具や密閉に近い器具には使用できません "
とあったためである。
今回発見したのだが、
PanasonicとMITSUBISHIのLED電球の箱の外の表示を見ると、OKである。
オー、やはり日本を代表するブランド!
(ちょっとのリスクやアクシデントでもいつも冷静なオヤジライダーもたまには感動する。理由は下記。)
< Panasoncの40形相当のLED電球、昼光色タイプ、広配光タイプ >
なんと6.6Wの低電力である。
夜間の保安のために玄関外側の密閉灯を夜通しつけても100W時いかないのである。裸電球の1/10。
- 定格寿命4万時間
- レンズ部分も半球から電球の球の形に近づいて、上方にも光が出るらしい。
- Panasonicのロゴの部分も無骨な冷却フィンでなくスリムでGoodDesignでないか。
さらに、パッケージにはこんなうれしい表示。
これが、今までなかなかなかったのである。
- " 密閉型器具OK " とあるだけでも泣けてくる。
- さらにさらに、" 浴室灯 OK " となると、ついに風呂場もLEDにできると感無量。
- 最後に " 玄関灯 OK " は、前の二つがOKなら当然OKでないか?
やはり、LED電球は国内メーカーが良い。
シャープで一度、ジーという音が気になり、故障できないが問い合わせしたら、交換してくれた。品質管理と保証の面で考えても、実際の過去の体験でも、国外ブランドとは責任感が違う。ゼロイチで国内メーカーの勝ちである。
- 過去の経験から、外国ブランドやライベートブランドはLED電球は故障が多く、保証がないか、保障してくれない。電話をしても、対応が悪いというか門前払いである。裸電球の10倍もする値段で、寿命はそれ以下であった。
- 海外ブランドLEDは、エコではなかった。電気代が浮くのではなく、ごみを増やしたというトホホな結果となっている。(個人的感想ですが、過去何千円も損しています)
現在では、PanasonicとSharpをメインに使っているというか、PanasonicとSHARPに買い替えている。
何が怖いかというと、やはり建物ですので火災が怖いのです。どこのメーカーの電球でもよいわけでなく、LEDの場合、LEDは基本は直流駆動であるので、100Vの単相の交流から直流か直流パルスを作るための電源があるのである。
ここが故障、加熱、発火しないとは言えない。いや、万が一には発火するだろう。実際に、正常の点灯時でもLED自体の発熱は裸電球と変わらない。さら電源回路の故障と安物のプリント基板、樹脂、プラスチックケースなどが、国産ほど安全サイドで設計されているとは思えない。
最初に買ったシャープのLED電球は5000円程度だったし、暗かった。
考えれば、1000円台で買える今は普及したせいか安くなっている。換え時なのだ。
ということで、今回はEDIONでMITSUBISHI、BEISIAでPANOSONICをお買い上げ。
どちらも、型落ちで半額であった。松下さんスミマセン。
海外ブランドで損をした分を少し取り返した気がした。