ひとつばな

"ひとつばな" を見るために2時間ほどかけて、急な山を登った。

スケッチ2枚、写真数百枚。

 

f:id:pottering_potarin:20170423110742j:plain

 

"ひとつばな" とは"ヤシオツツジ" のことである。

あえて山に登らなくても、中禅寺湖あたりでも見ることができる。

しかし、何かすこしちがう気もする。

 

中禅寺湖では、もう30年もマス釣りには春から夏にかけて時々出かけてきた。

そのヤシオツツジと、ヒトツバナは違って見える。

 

車とボートで行く中禅寺湖の八丁出島のツツジは、それほど感動したことはなかった。

しかし、南牧村の数多くの岩藪の山を登る中で、見る"ひとつばな"は、清楚、可憐、強さ(何しろ、1000m程度の風すさぶ岩山で、強風と雪に耐えて、春にはまた裂くのである)となんでも、形容詞がつくのである。

 

f:id:pottering_potarin:20170423135741j:plain