糠漬け開始 1号 2号 2018年 アクティビティ
2018年の夏は糠漬けを始めた。
スーパーで70cm径の漬物樽といってもPP製のタッパであるが2個購入。
糠床を作った。
①煎りぬか500g×5袋 1樽あたり
②塩を塩水にして糠に混ぜる(湯からとかし込む)
③くず野菜を入れて発酵を待つこと1週間
出来上がった糠床1号。一週間後に糠床2号も完成。
出来ました。
オクラは、ゆでなくて済むので、食感はシャキとして生野菜の臭みはなくうまみが増して、本来の粘りはそのままです。酒のつまみにも、朝飯にも合います。
なす
キャベツもミョウガもお気に入り。
畑でたくさん取れるミョウガは、いつも冷蔵庫の隅で干からびていましたが、無駄なく食べられるようになりました。浅漬けで良し、古漬けはもっと良し。
3か月目です。にんにく、唐辛子、根ショウガも加え、さらに味が増しています。
今回は、
① 教科書にあるような、手で混ぜるはやめて、へらで混ぜています。これでも十分発酵しています。糠漬けの良い香りはありますが、酸っぱくなりにくく、長くつけておけます。
② 糠が減りますので、週一で、野菜を仕込んだ後に、表面に入りぬかと塩を振りかけておきます。上がってきた水を吸ってくれて、次に混ぜると、ゆるくなっていく糠床の粘度がもとに戻ります。野菜に塩をまぶして入れるのは、塩がこぼれて無駄になるので、教わりましたがやってません。
③ 追加用の煎りぬかと塩は、別のタッパで保管し、虫や湿気にやられないようにしています。
これで、糠漬けの欠点である、手がくさくなることもなく、糠床の過ぎたる発酵での酸味が強すぎることなく安定して食べられています。
糠漬けの風味が出る程度の浅漬けで食べていますが、葉物は古漬けにしています。
秋は、ナスがつかりにくく、塩を多くすると色は良いのですが塩辛く、それで、塩は控えめで1-2週間付け込んで、しっかりとなすの中まで発酵させていますが、不思議と色も茶色になりません。20℃以下の秋になりましたが、ゆっくり発酵しているということです。
千曲錦 蔵元
千曲錦が、最近、口に合う。
隣の県の酒であるが、今までほとんど飲まなかった。
気が付くのが遅かったというべきか。
とてもおいしいし、価格もリーズナブル。
ということで、長野県佐久の蔵元に出かけた。
見学はどちらでもよい。試飲もどちらでもよい。
樽ごと買いたい、なんちゃって。
モンドセレクション金賞、はどうでもよいとはいわない。すごいことです。
古い看板も、どうでもよいとは言いませんが、現在の酒が大事。
とはいえ、きれいな看板です。
現在のLED表示機などは、つまらないですね。
たくさんありますが、全種類は買えません。
せっかく町の酒屋さんではなく、酒造所まで来ましたので、火入れをしていないやつ(生酒のことです)を買い求めました。クーラーボックスは持ってきましたので心配いりません。
見学はどうでもよいので、早く帰って呑みたい。
< 本日のカメラ >
Panasonic FT-1
防水、防塵、パラショックの松下の一代目です。
FT-5でこの手のカメラは終わりのようです。
本物よりきれいに映るPanasonic、だれでもきれいに撮れるPanasonic、
FTシリーズを復活してくれませんかしらと、いつも思う。
商売上手のPanasonicさんですから、無理かな。
千曲錦 純米大吟醸 原酒 全量山田錦 50%磨き
いままで、酒に飲まれたことはない。
それでも振り返ると、長い人生で何度か二日酔いを経験している。
今では、酒はたしなむものであり、高い酒も買うこともなく一日の終わりに少しだけ分相応な酒を頂く。
収入を考えると、安い酒で十分酔えるので、あえて有名になった酒を大枚はたいて買うような愚挙にでることももしたくない。
世の中には安くてうまい酒も存在する。週刊誌や新聞で絶賛されなくても、自分の味覚に合っていれば、それは" うまい酒 " と、自他に明言してよいのではと思う。
その一つが、千曲錦である。一升瓶のものも悪くない。が、今回の驚きは、純米大吟醸である。
千曲錦 720cc ( 中ビン )
大吟醸というのは曲者で、うまいのではとの幻覚に惑わされて買ってしまうことが多い。
しかし、大吟醸だからうまいのではなく、酒の個性により、蔵元により味は大きく違う。日本酒はワインの風味と同じで、同じ味はない。絶賛された酒でも、口に合わなければ、一升1000円の安酒にも劣る。日本酒とはそういうものだ。通を気取って利き酒をしても、意味がないのである。大事なのは自分に合っているかで、好みによるのである。またその飲み方により味が変わる。燗酒、冷酒、ロック、カクテル・・・・。
千曲錦 純米大吟醸 原酒 全量山田錦50%磨き は、名前からして良い酒であることを、主張している。価格はテーブルワイン並みで高くはないというより、安い。
飲んでみると、普通の酒ではない。濃いのである。味やアルコール濃度の話ではない。
コクもあり、腰もしっかりしていて、味のバランスが良いが、それだけでは無い何かがある。
匂いや香で感じるのではなく味覚として、口の中に濃い蜜のような香りをほのかに嫌味にならない程度に感じるのである。変な言い方になったが、それゆえ、日本酒としては、自分には特別の一本に思われた。また飲みたくなる、時々買いたいと、はまってしまいそうなのだ。しかし、残念ながらHPで調べると、期間限定のあらばしりの様だ。
50%の磨きでなくともおいしいお酒はたくさんある。
この50%は逆に、さらりとしすぎないのが嬉しい。
さすが長野の酒、味わい深い。
この点では、登山中に見つけのどの渇きをいやす湧水のようなさらりとした水のような感じの酒が多い新潟の酒とは対照的である。
どちらが良いとは言えない。
その時の体調や雰囲気にもよるが、ワインと同様に食べるものとの組み合わせによる。
若いときに飲まされたいやな思い出のあるマズイ日本酒からはるかに改良されていることをいつも実感している。日本酒業界の反省はとどまることを知らない。うまい日本酒にあふれている。
吾輩は幸せな国の酒飲みである。