G5 試し撮り(1) Panasonic
Panasonicのミラーレスを購入してみた。13年8月末にG6が発売されて、いまや型落ちのG5が3万円台と格安なっていた。特にハイビジョンの動画の画質が今持っているPanaより大幅に向上しているので期待して購入したが、素晴らしい。G6とは、わずかな性能の差であるので、価格に負けて型落ちで、2代目のミラーレスの購入となった。
G5はファインダーが内蔵された一眼レフタイプのミラーレス。
OlympusのOM-Dタイプというと、OM-Dファンから叱られると思う。
というのは、持ってみるとわかる。松下ならではの軽さが災いして、カメラとしては軽い。また一眼らしくないずんぐりとした形も災いして いる。四角いOM-Dは昔のフィルム一眼レフタイプであるのでカメラの趣味が何十年という方には人気が高い。が、G5にはその雰囲気は無い。しいてフィルムカメラに例えれば、最後のプラスチックボディーのフィルム一眼レフに似た丸みのあるシルバーのプラスチック感の雰囲気はある。しかし、現代において、軽量、コンパクト、安価、高性能なPanasonicのカメラは、現実的だ。
つまり、カメラを趣味としていない、たとえば運動会をとるママさんなどには軽いということが最大のメリットである。とにかくiモードと軽さできれいに撮れる。キャノンの入門用一眼イオスキッスより小さいし便利である。
試し撮り< つくし > ISO800 1/320s F5.6 レンズ45-150mm標準望遠
OlympusOM-Dは本格一眼にくらべ、性能が半端で、価格が10万円以上とデジタル一眼より高く、私には厳しい。それに、OM-Dは基本がミラーレスなので、今持っているOlympusのミラーレスと基本的な性能は大差ないこととなる。10万円以上出すなら、今後出るPentaxのフルサイズに期待しているし、様子も見ようとも思っていて、もうカメラには資本投下しないこととしていた。
しかしである、G5は価格が下がり、一眼タイプのミラーレスであることと、Panaならではの大きなメリットがあるのである。
それは、動画がフルハイビジョンであり、その録画時間が、卓越していて、MPEGなどの何倍も取れるのである。しかも、他社のようにPC用の動画ではなく、PCを使わずに、ブルーレイレコーダーにSDカードを指すだけで、HDDやBRディスクにダビングされるのである。
この機能は、Panaの旅行用のTZやアウトドア用防水パラショックのFTといった安いコンデジでもついていて、過去の思い出をディスクに収めている。Olmpusにはない。
ということで、生活費が厳しくなることを覚悟で、G5を買い足しました。
Olympusの 標準ズームレンズより寄れるのと、ぼかしが効く。
< からす > 動態視力 ピント合わせOK しかしカラスはひたすら黒い。
< 梅> Silky pixが標準添付。Pentaxに添付のものとは、画面が違うのと覆い焼きは見当たらない。調整することで、白い梅もメリハリがでる。
<アメンボ>
<月>
<流れ>
<雑草の花>
写真の写り具合は、本物よりきれいといわれるPanasonicの映りである。
暗いプラスチックレンズであるが、十分な映りをするし、付属のSilkypixのロー現像で十分見栄えが良くなる。