浅間山

浅間山は、群馬側からは、冬は真っ白になって、よく目立つ。

県境の山や長野のアルプスのように連山ではなく、単独の火山である。

コンビニなどで休憩していると、ドライブの若者になんという山ですかと聞かれることもあるので、連山と違い、気になる山なのだと思う。孤高なのだ。

 

群馬からは、よく見えるが、R18で長野に入り近づくと木々が遮りよく見えない。

いやきっと見える場所があるはずと、軽井沢バイパスの途中交差点から、南に田舎道を進んだ。何キロも進んで、山野を抜けると、田に出た。田んぼの中の交差点でついに、浅間の全体を見ることができた。

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群馬から見える、もっこりとした白い山ではなく、雪解け直後の新緑をまとった裾野の長い浅間があった。左のとんがったこぶは黒斑山で、旧浅間山が吹き飛んで残ったクレーター、外輪山である。雲は煙に身見えるが、煙はこのうちのわずかに混ざっているのみであり、これは雲である。 

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群馬では、とうに飛んでしまったタンポポが、あちこちに。

風景画の名脇役の黄色の点々である。

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